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診療案内

診療科目

整形外科、リウマチ科、 リハビリテーション科、疼痛外来(ペインクリニック)

診療時間 ・休診日

診療時間

  日・祝
午前
9:00

12:00
×
午後
5:30

7:30
× ×

【午前】9:00~12:00
【午後】5:30~7:30

※土曜日は午前のみ。
※受付は午前8:30、午後5:00から。
※土曜日の担当医は、代診の医師です。

休診日

土曜日午後、日曜日、祝日

※年末年始やお盆の期間は休診させて頂きます。

整形外科とは?

腰痛、肩こり、ひざ、肩、手首などの関節の痛み、しびれ、こむらがえり、リウマチ、スポーツ障害、けが、打ち身、ねんざ、骨折、マヒ、痛風、骨そしょう症(全身の骨が歳とともにもろくなってくる状態)等を専門的に治療する科です。

人間の体のうち頭と内臓をのぞくすべての部分の治療にあたる非常に守備範囲の広い科といえます。痛みを治療する科ともいえます。

腰痛、肩こり、関節痛などはその原因としてさまざまな病気がかくされている場合があります。これらは専門的な検査や診断によってはじめてわかりますので是非、整形外科医の診断をうけられる事をおすすめします。

腰痛について

人間の”腰のあたり”に痛みをおこす原因には実にさまざまな疾患があります。

ほとんどのものは整形外科が治療すべき疾患ですが、その中にも重篤な疾患、つまり一刻を争うものとしてガンの腰の骨への転移や多発性骨髄腫、化膿性脊椎炎、脊椎カリエスなどがあります。これらすべての原因をあげて解説していくと何10種類もあって、それこそ1冊の本になってしまいます。

このページにいらっしゃった皆さんに申し上げたいのは、まず痛みを起こしている原因を正確に把握し、その原因にあった治療を受けてくださいという事です。

漫然とあんまやマッサージなどでいたずらに時を費やし診療のおくれた方を日常よくみます。またあんまやマッサージなどの”力”を絶対に加えてはならない”腰痛”がたくさんあるのですが、正しい治療を受けなかったために増悪して来診される方も多数おられます。

御自分の体が大切ならばまず体の中で何が起こっているのか知ることが先決です。

肩こりについて

日常診療において”肩がこった”と来診される患者さんはかなりの数に上ります。ところが、この”肩こり”というものはひとつの病気ではなくいろいろな原因によって引き起こされる”症状”の名前なのです。

単なる筋肉痛や軽いくびの神経の炎症ならあんまやマッサージでも軽くなるかもしれませんが、これらの外力を加えるような手技で悪化する”肩こり”もたくさんあります。

たとえば頚椎椎間板ヘルニアや頚椎後縦靭帯骨化症(これらはくびの神経がヘルニアや骨のように固くなった靭帯で圧迫されています。)、変形性頚椎症(加齢によるくびの骨の変形によってくびの神経が圧迫されている事があります。)、骨粗鬆症(加齢によって体の骨がもろくなっています。)などです。稀に肺癌が原因になっている事もあります。

御自分の”肩こり”がどのような原因で起こっているのかをまず知る事が大切です。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について

平均寿命の高齢化によって最近とくに注目をあびているのがこの骨粗鬆症です。

わかりやすく言うと歳をとるとともに骨の量が減ってきてもろくなっている状態です。そのため軽い外力や転倒により背骨がつぶれたり手首や腕、脚のつけねの骨が折れたりする事があります。人生50年であれば問題にならないでしょうが80年以上になってくると寝たきりの原因になったりする為いやでも直面せざるをえない問題です。

必要以上にこわがることはないと思いますが、現在の医療レベルでできる範囲の治療、予防は行っていった方がよいのは明らかです。

骨粗鬆症は整形外科の専門分野です。とくに閉経をむかえようとしている女性の方は一度相談される事をおすすめします。

関節リウマチ(RA)について

リウマチの正式な呼び方は「慢性関節リウマチ」から「関節リウマチ」に変更されました。

関節リウマチとは本来は自分のからだをまもる「免疫」という働きがおかしくなって自分の正常な関節を攻撃して破壊していく病気といわれています。

以前は原因不明でありましたし治療法も満足なものはあまりありませんでした。しかし1990年代からさまざまな有効な薬が登場し1999年から使われているリウマトレックスという免疫抑制剤や2003年から使われている生物学的製剤は素晴らしい効果をあげています。炎症や痛みをやわらげるのが精一杯であったのが関節の破壊をくいとめたり病気自体を落ち着かせる事も可能になってきています。ただし早期の診断と治療が必要でありこれが遅れると関節が破壊され元に戻らなくなってしまいます。薬を飲むのがいやだとか手術されるのではないか等の理由で受診が遅れたり健康食品や民間療法に走ったりして来院時にはかなり症状が進んでしまっている方がたくさんおられます。朝、手がこわばったり体の関節が痛くて困っている方は気軽にご相談ください。関節リウマチの治療は新しい時代に入っています。

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